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親子で起業再び

ブックスペース栄和堂」が先月の16日に本格オープンした。このプロジェクトのマネージャーは次男の淳也である。「ブックスペース栄和堂」は、形の上では長男の裕介が代表を務める(株)ワディットの1事業部門として運営していくことになるので、淳也が事業部長として責任を持つ。

(株)ワディットの他の事業というと、「ボケて」を中心にしたWebサービス・スマホアプリといった事業と出版や講演、コンサルティングといった個人活動とがある。これらは直接には関連しないので、それぞれ独立採算でいこうと考えている。つまり、次男は起業したということに等しい。

実はワディットという会社も9年前に長男と二人で起業して作った会社である。従って、再度「親子で起業」なのである。今は簡単に起業できる時代なのだが、親子で2度も起業するケースは少ないだろう。しかも、子供のほうが事業責任者となっているといるのも珍しいのではないでしょうか。

今起業は簡単だと言いましたが、実際にやってみるとそう簡単な話ではなく、様々な困難がたちはだかってきて一筋縄ではいかないというのが実感である。「2回以上、起業して成功している人たちのセオリー」(博報堂ブランドデザイン著 アスキー新書)という本には次のような秘訣が載っている。

セオリー1.市場調査を信じない
セオリー2.事業計画にこだわらない
セオリー3.キャリアーを積み重ねない
セオリー4.度胸で勝負しない
セオリー5.運がいいと信じている
セオリー6.「なにを」より「だれと」
セオリー7.「弱みに徹する」
セオリー8.「競合」よりも「協業」

ちょっと違うというのもあるけど大方はこんなところだろう。ただ、2度の起業を経験した身にとって最も重要なことは、「ぶれない哲学とそれを支える採算性を確保する」ことだと思う。つまり、最初にこんなことをしようと思っていたのが、売上が少ないので方向を変えてしまうと失敗するということであるし、逆にいくら高邁は理想を掲げてもお金が回らなくなったら終わりだという単純なことなのである。

幸い、今回の計画ではほとんどの資金を息子自身が出していて外部から借り入れしたわけではないのでそのへんはあまり心配していない。要は、ぼくたちのコンセプトが受け入れられるのか、持続的な運営ができるのか、スケールさせられるのかといったことが確立できるかだろう。

長男との最初の起業では、当初なかなかお客さんもつかず悶々としたが、今回は、シャッターを上げておけば少しはお客が入ってくる。つまり、最初は知ってもらえるかどうか、今回は知ってはいるがドアをあけてくれるかという壁があるのだ。さきほど言ったように、お客さんが少いからといって方針を変えて客集めに走ったりしないよう気をつけている。

Webサービス事業も6年目にブレークしたように、気長に粘り強くやっていけばいつかは陽の目をみることを期待している。只今、開店3週目に入っていますが、徐々に新規のお客さんも来てくれるようになってきて、そうした人の口コミで拡がっていくといいなあと思っている。
 

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2015年12月 1日 17:44に投稿されたエントリーのページです。

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