« 辻堂のお祭り | メイン | 山崎方代を知っていますか »

こりゃあダメだな、日本代表

サッカーの東アジアカップの初戦の北朝鮮戦で男女とも敗れる。1日に行われた女子の試合では、まずまずの立ち上がりながら前半22分にPKを与えたが山根の好セーブでしのぐ。だが、36分にフリーキックから先制点を許す。これもW杯を思い出させる低い弾道のクロスに対応できず失点する。

1点ビハインドで迎えた後半早々増矢が得たフリーキックを上尾野辺が中央へあげるとそのこぼれ球を増矢が決め追いつく。ところが、後半20分にカウンターから2点目のゴールを奪われる。それでもすぐにクリアーボールをひろった杉田が目の覚めるようなロングシュートをゴール右隅に決めて再び追いつく。しかし、疲れが出てきた後半34分と36分に立て続けに得点を奪われて万事休す。

一方男子は、前半3分に遠藤からのクロスを武藤が決めて幸先の良いスタートを切る。これで楽に試合ができるのかと思いきや徐々に北朝鮮のペースになるが、なんとかしのいで前半を終える。ところが、後半20分すぎに2m近い大きなFWが入ってくると、そこがターゲットにどんどん放り込んでくる戦術に翻弄される。そして、33分にそのFWを起点にして走り込んだ別のFWに決められ、その10分後彼に頭で勝ち越し点を奪われる。

なんか男女とも同じような負け方である。まあ、男子の場合はJリーグもあってフィジカル的に問題があったかもしれないが、相手のほんとうに単純な攻撃にあっさりやられてしまった。もっと絞って言えば、女子は10番のスピードのある選手に、男子は背の高いFWにやられた感が強い。

男女とも結局守備の弱さが際立った。スピードと高さに為す術がなかったわけだが、個々の力で負けるのだったら連携して守るとか、マンツーマンとそのフォローという形にするとか臨機応変に出来なかったのだろうか。シンプルな攻撃に弱いというのは、バックラインが前に出るのが怖くなって引いてしまい、前後が間延びしてしまい、そのスペースを使われるという悪循環がもたらすもので、そこをいかにリスクを冒してでもコンパクトに出来るかになるのだが、難しいのはそこにはデフェンスの高い個人技が必要だからである。

ただ、そう言っても収穫もあったと思う。両試合とも得点に関連した選手はアピールできただろう。男子では得点をあげた武藤、そのアシストや守りでも貢献した遠藤の二人である。これまで、武藤、遠藤といえば武藤嘉紀と遠藤保仁だったが新たな武藤、遠藤が登場した。女子では、得点を決めた増矢と杉田だ。得点を狙う感覚がいい。

初戦敗退で優勝するのは難しいかもしれないが、大事なことは敗戦から学ぶことである。国内組だから負けても仕方がないなんて思っていたら、代表にも選ばれなくなるし、日本のレベルが落ちてしまう。謙虚に北朝鮮のあの必死さを見習ってほしいと思うのである。

About

2015年8月 3日 11:13に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「辻堂のお祭り」です。

次の投稿は「山崎方代を知っていますか」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type