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2015年2月 アーカイブ

2015年2月 3日

ワディット会

昨日は、横浜中華街で「ワディット会」というのを開いた。この会はうちの会社に関係している人を呼んで食事会を行うことで、といっても大々的にやるわけではなく来てもらったのは6人でぼくら3人を加えて9人だった。下の息子がまだ正式ではないがワディットにジョインしてきたのでそのお披露目という意味もある。

みな若い連中ばかりで、上の息子の大学の同級が4人とあと29歳と25歳だから、要するに30歳前後ばかりである。ぼくだけが浮いている。この上の子の同級生がこれまたすごいやつばかりである。彼らの役割もかぶらないでうまく分担されているので非常に強力なチームといった感じである。そこにうちの下の子も含めてさらに若い子が入ってきているのだ。

ぼくみたいな年寄りが若い子の話題についていけるのかと思われるかもしれないが、息子たちとしょっちゅう一緒だし、同級生4人とは以前にも会っているのでそれほど疎外感がない。むしろ、ぼくと同じくらいの年齢の人たちとの距離感の方が大きいいように感じることが多い。

いろいろな話題で盛り上がったのだが、面白かったのは、家内工業2.0というか、家族で会社を経営して、そこでの親と子の関係みたいなことが従来のものと違っているのがうちの会社で、そういうスタイルの第一世代ではないかという指摘である。つまり、親子の会社というと、叩き上げの親父が子供を鍛えあげた末に家督を譲る、あるいは親の温情経営で行き詰まって子が再生するといったパターンというのが既成概念の家族経営ないのではないでしょうか。

ですから、従来の見方だと親がいて兄弟がいてとなると兄弟で跡目を争うなんてことがイメージされるが、ぼくらは全くそんなことはなくて、先述の同級生4人と同様に3人がそれぞれの役割を分担していくというやり方で、なおかつウエットな関係ではなく、いい意味の友達感覚でやっているのがよいと思っている。

おかげさまで「ボケて」のサービスが順調なので、下の子を中心に新たなサービスも模索出来る余裕ができたのでおもしろいものをだせればいいなあと日夜頭をひねっているところである。これからも継続的に「ワディット会」が開けるようにがんばって行きたい。


2015年2月 7日

映画鑑賞記  20150207

ねこにみかん  監督:戸田彬弘 主演:黒川芽以、大東駿介

非常にローカル色が強くて全国展開もしないような作品で佳作なものにねこにみかん.jpg時折出くわすことがある。この映画はそんな作品で、舞台は題名からもわかるように和歌山県有田川町である。そこに暮らすなんとも奇妙な構成の家族を描いたものである。

奇妙な家族というのは簡単にいうと一夫多妻ということになる。「チチ」というのがいて、そこに「ハハ」「カカ」「ママ」という3人の女性がそれぞれに男の子と女の子しかも3人とも「チチ」が父親で17歳の高校生という設定である。主人公の若者はチチの最初の妻の連れ子でその婚約者が有田町に来たところから物語が始まる。奇妙な関係がバランスしていたところに異分子が登場して波乱が起きるのである。

このありえない設定ではあるが、意外にも違和感が感じられないで、家族とはいったい何かを考えさせてくれる。映画では、家族とは血のつながりとかカタチではなく"迎えてくれるもの"というのだが、けっこう納得してしまった。

☆☆☆★


マダム・イン・ニューヨーク  監督:ガウリ・シンデー 主演:シュリデヴィ

いやー、インド映画恐るべし。最近インド映画に見るべきものがある。poster2.jpg「きっとうまくいく」とか「バルフィー!人生に唄えば」といった作品は従来のはじけたボリウッド映画から抜け出た優れた映画である。この「マダム・イン・ニューヨーク」もそれらに負けないくらいいい作品である。

英語もしゃべれないので夫や娘からばかにされている普通の主婦が姪っ子の結婚式に出席するために先にひとりでニューヨークに行くとことから始まる。そこで、英語をならうべく学校に入るのだが、そこには様々な国からやってきた人たちがいて、かれらと一緒に授業をうけるのだが、その進行を軸に物語が進み彼女が徐々に語学だけではなく女性として目覚めていく姿を描いている。その古風さは日本人にも共通性があってよくわかる。最後の感動的シーンも秀逸で傑作である。

☆☆☆☆


トラッシュ!この街が輝く日まで 監督:スティーブン・ダルドリー監督

この監督は「リトル・ダンサー」「ものすごくうるさくて、ありえないtrash.jpgほど近い」の監督だが、脚本が「ラブ・アクチュアリー」「アバウト・タイム 愛 おしい時間について」のリチャード・カーティスという組み合わせだからおもしろいこと間違いない。

予想通り、テンポのよい展開と緊迫感で楽しむことができた。舞台はブラジルのリオデジャネイロで、そこでゴミ拾いをして生活している少年たちが偶然拾った財布から、闇の悪の世界に引きずり込まれていく。ここに出てくる3人の少年がいい。それぞれちがった特徴がある3人組という設定はよくあるパターンであるがここでも3様の役割があって、大人たちを翻弄していく。そして、人々に希望を与えるエンディングにも感動する。

☆☆☆☆


アゲイン 監督:大森寿美男 主演:中井貴一、波瑠

ここのところ野球ものが続いている。「バンクーバーの朝日」そして本作、アゲイン.jpg次には「KANO 1931海の向こうの甲子園」も公開されている。どうして野球がもてはやされているのだろうか。たぶん、野球というスポーツは映画にしやすいのではないだろうか。ドラマ性があって、個人に焦点をあてやすいからだろう。

原作が重松清の小説で、元高校球児たちがもう一度甲子園を目指すという物語である。埼玉県の高校で28年前に甲子園出場を目前にしてある部員の不祥事により棄権するという事があって、そのときの生徒を中心に「マスターズ甲子園」に出場することに挑戦する。その不祥事のいきさつや中年になった現在の状況などを絡ませていくのだが、これがおもしろいし涙をさそう。

ぼくは高校時代にサッカーをやっていたのだが、マスターズの大会にも出たことがあって思ったのは、つらかったこと、悔いが残ることなど様々な思いを胸に抱きながら清算していきながらまた新たな人生を歩んでいくという行為なのだろうということである。(ちょっと大げさか)

☆☆☆☆

2015年2月 9日

ブログを書こう!

昨年の秋に腰痛を患ってサバティカル宣言をしてから、毎日書き続けたブログが間欠的になってしまいました。腰の具合もだいぶ良くなってきたのでまた毎日のブログ更新をしようかと思うのですが、一旦だれてしまうとなかなか元には戻れないというのは何事にも当てはまりそうです。

だからといって、TwitterやFaceBookに流れるわけでもなく、あいかわらず主たる表現場はブログである。自分の頭で考えたこと、残しておきたい言葉、主張したい事柄などは、ある程度の長さで起承転結がある文章がよいという思いがからです。最近は、映画と読書とサッカーの感想文になってしまっていますがまたいろいろと書こうかと思っています。

というのも、今年からうちの会社にジョインした次男がブログを書きだしたことも刺激になっています。これまで勤めていた会社を辞めて1ヶ月経つだが、新規事業を立案しているのと並行して、ブログを書くことを社長である長男と二人で強く薦めたので、独自ドメインの取得から、ブログの構築までひととおり自分でやって、今日公開した。

ブログは「和田ジュニアのブログ」というタイトル(千原ジュニアを気取ったらしい)で、テーマが"30歳で大企業を辞めた若者の行方を実況中継します"となっている。これで、社長の「ゆーすけべー日記」と合わせて親子揃い踏みである。残念ながらカミさんはブログを書かないなあ。さっそく、兄貴のほうから「弟へ伝える、技術」というタイトルで記事がアップされた。

これから、それぞれのブログを通して、教える兄貴と学ぶ弟、応援するオヤジといったようなやりとりなど、ぼくら3人の親子のコミュニケーションがエントリーされていくと思います。年齢・経験も立場も違う3人がどんな風に事業を作り、どんな風に技術を習得していくのかがわかると思いますので読んでもらいたいと思っています。よろしくお願いいたします。


2015年2月12日

イノベーションを支援するITシステム構築の極意(32)

本タイトルの記事が昨年の9月を最後に追加されていなかったが、そろそろ復活しようと思う。そこでおさらいの意味を込めてこれまでどんなことを書いてきたかを振り返ってみることにする。とりあえず大きなタイトルだけを載せます。

【1】ビジネスモデルからプロセスへ
  1.2つのイノベーションタイプ
  2.4つの創造ステップ
  3.6つのビジネス構造体
  4.8つのビジネスモデル要素
  5.10の提案価値        
  6.12の主要対応プロセス

【2】プロセス設計からシステム構築へ
  1.3つのパラダイム変化
  2.5つの誤解
  3.7つの作法
  4.9つの成功要因
  5.11のサンプル

【3】システムオペレーションからコントロールへ
  1.4つのオペレーションの心得
  2.4つのコントロール指標

ということである。第2章の3の「7つの作法」まで書き終わっているので、(詳しくは記事を読んでいただくとして)次の「9つの成功要因」から再開することにします。

イノベーションを成功に導くためのITシステムにはどんなことが求められるのだろうか。考え方や技術的なこと、運用面など様々な領域での成功要因をあげてみる。

(1) プロセスファースト
業務システムを考えるときに大事なことはプロセスを先行させて見るということである。イノベーションを起こすのは、内部プロセスを効率化させたり、管理を強化してコストを低減するといったアプローチでは難しい。そこではなく、顧客やサプライヤーとの関係の中で起こってくるのではないでしょうか。

つまり、外部プロセスというか、顧客とサプラーヤーとの接点をどう構築していくかが問われることが多くなります。そこでは、データを中心に、あるいはユーザーインタフェースといったころから入るのではなく、要求に対してどういう意思決定の連鎖で対応していくのかといったプロセスが重要になるのです。

(2) 業務コンテ
プロセスを描くときにいきなり細かいフローを書いてはいけません。イノベーションは、新しいプロダクトやビジネスモデルなのですから、既成概念から、すなわち現状の作業レベルから見るのではなく、抽象度の高いところ、いってみれば新しいストーリーを書くことが大事なのではないでしょうか。

それを"業務コンテ"と読んでみたいと思います。映画で"絵コンテ"というものを書きます。シーンの展開をマンガのような絵で表現したものですが、それでだいたいのストリーイメージを共有するわけです。それと同じように、業務の展開、業務プロセスの進捗を必要少限の要素で表現していきます。

実際どんなものになるかというと、要求の内容、それに対してどんな意思決定しているのか、もっと具体的には確定するデータを順番に書いていき、最終的にどんな回答になるのかを書いたものになります。
(続きは次回に)  
  

2015年2月26日

第24回東京スポーツ映画大賞

ちょっと遅れましたが、例年通り東スポ映画祭の報告です。2月21日に東京プリンスホテルで行われた授賞式に参加しました。受賞者は下記のとおりですが、同時に行われた「エンターテインメント賞」も書いておきます。この賞は各地の映画祭がノミネートした結果をもとにビートたけし審査員長が選ぶというものです。ぼくは、その映画祭の1つである「三重映画フェスティバル」のメンバーとして授賞式に参加したわけです。

ところで今回は、かなり直前になって事務局から映画祭の代表の人に登壇してもらってひとこと言って欲しいという依頼がありました。以前授賞式のプレゼンテーターをやらされたことがありましたが、また登壇させられました。おそらくたけしさんの気遣いだと思いますが、登壇させられる方としては若干とまどってしまいます。

■第24回東京スポーツ映画大賞
作品賞:該当なし
監督賞:呉美保「そこのみにて光輝く」
主演男優賞:上島竜兵「上島ジェーン」「上島ジェーン ビヨンド」
主演女優賞:宮沢りえ「紙の月」
助演男優賞:寺島進「イン・ザ・ヒーロー」
助演女優賞:大島優子「紙の月」
技術スタッフ賞:江川悦子(特殊メイク)
外国作品賞:「ジャージー・ボーイズ」

■第15回ビートたけしのエンターテインメント賞(※敬称略)
特別賞:白鵬、黒田博樹
話題賞:May J.、新垣隆、江角マキコ&長嶋一茂
日本芸能大賞:博多華丸・大吉
日本芸能賞:テンダラー、どぶろっく、日本エレキテル連合
0.5発屋賞:スギちゃん
特別芸能賞:ナポレオンズ、三増紋之助、立川談春
  

東スポ映画祭全体.JPGのサムネイル画像
  

今回の授賞式は通常だと外国映画賞から始まって作品賞、助演、主演、監督賞といった順番なのが、受賞者のスケジュールの関係で、トップバッターがエンタメ部門の話題賞を受賞したMay J.だった。そして最後が主演女優賞の宮沢りえという構成になった。これがまた今までと違って締りのあるものになったようだ。たけしも言っていたが、ふたりに挟まれての"サンドイッチ"状態で、外はすごいが中はひどい的発言でウケけていた。

それほど二人の存在感は抜群で、アカペラで唄ったMay J.の抜群の歌唱力と宮沢りえの華やかなスター性に圧倒された。助演女優賞の大島優子もチャーミングだったし、監督賞の呉美保さんも含めて女性陣の圧勝であった。上島竜平、劇団ひとり(寺島進は欠席)では太刀打ちできないですよねえ

ぼくが登壇して何をしゃべったかですが、おおよそ次のようなことを話しました。
・ 三重県と映画の関わりでは、著名な監督を生んでいること。今回の監督賞の呉監督も三重県伊賀市出身であること
・ 当グループでは、こうした三重県ゆかりの映画人を紹介したり、県内を巡回する上映会などを行う活動をしていること
・ 東スポ映画祭の良い所は、メインの人だけではなく、陰で映画作りを支えている人達に焦点を当てて表彰していること
・ 逆に注文は、これまでも何回かあったが該当なしというのはいかがなものか。たけしさんの独断と偏見で選ぶのはいいのだが、選ばないということはどうかと思う。レベルはともかく1等賞を選んで欲しかった。
・ ただ来年はその心配はいらない、必ず選ばれて、作品賞と監督賞は決まっていますよね。

この最後のくだりは、4月に公開されるたけし監督作品「龍三と7人の子分たち」のことをさしているのだが、多少ジョークのつもりで言ったのですが、会場は凍っていました。たけしさんだって日本アカデミー賞の批判をしているんだから言いたいことを言ったってかまわないでしょう。まあ、気にもとめないでしょうけど。
 

東スポ2015.JPGのサムネイル画像 

  

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