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解散、アギーレ、そして高倉健

昨日、安倍首相が衆議院の解散を決めた。21日解散で12月14日が投票だそうだ。何だか降って湧いてきたような話であっという間に解散となる感じである。この解散は大義名分がないとか、争点は何かなどよくわからないところが多い。消費税の増税を先送りするのでそれを問うということのようだがいまいちしっくりとこない。

どうも政局がらみで野党の足並みがそろわないうちに選挙をしてある程度の信任を得ておこうという魂胆らしい。まあ、解散権は首相の専権事項だからとやかく言ってもしょうがないのだが、いったいどういう判断で投票したらよいのか悩んでしまうのはぼくだけではないだろう。

ぼくが理解できないのは消費増税をなぜ延期するのかということである。1年半後には10%にする、しかも景気動向によって判断するという条項を外すという。これっておかしくないですか。そうなら、今と1年半後とどれだけ違うのだろうか。日本人の悪い癖である先送りという選択は国政という大事なところでやってほしくない。朝日新聞の星さんが書いているように"愚直な、政治忘れたのか"ということである。増税するけどこれはどうしても必要なことだからみんながんばって乗り切ろうではないかとなぜ言わないのだろうか。そう思っているぼくは誰に投票したらよいのだろうか。

アギーレは変な愚直さがないのがいい。昨日のサッカー日本代表とオーストラリアの国際親善試合で2−1で勝利したのは、柔軟な対応力だった。ホンジュラスに大勝した4−3−3のシステムでスタートしたが、オーストラリアに完全に研究されていて、アンカーの長谷部のところが狙われ、押されっぱなしの展開になる。そこで、システム変更し、中盤を長谷部、遠藤の二人ボランチにして厚くした。これでプレスが効きだして日本のペースになる。

その結果、後半に今野と岡崎のゴールで2−0とリードをする。ただ、終了間際にあのケイヒルに1点を返されたのはいただけない。試合の終わり方というものを皆で共有して締めてもらいたい。さて年内で代表の試合は終わり、来年オーストラリアで開催されるアジアカップに望むことになる。おそらく、今回の2戦で選ばれたメンバーが主体となるが、ザックのときと同じではないかという指摘があると思うが連覇を達成することのほうが今から若手に経験を積ませるというより大事なことのように思うので、このメンバーでしっかりと戦ってきてほしい。

さて、愚直という言葉がこれほど似合う俳優さんはいないといえる高倉健が亡くなった。享年83歳。あちこちから哀悼の言葉が寄せられているが、あのたたずまいがもう観られなくなると思うと寂しい限りである。ぼくの高倉健は学生時代に出会った「日本侠客伝」「昭和残侠伝」「網走番外地」である。"背中で泣いてる唐獅子牡丹"なのである。

当時の全共闘世代にも受けていて、映画館にはそういった若者がいっぱい来ていて、映画を観終わって出てくるとみな肩で風を切って歩いたものである。その後の健さんは、「幸せの黄色いハンカチ」とか「鉄道員」「南極物語」といった名作に出演し、最近では「あなた」にである。生涯205本の映画に出演したというからまさに日本映画のレジェンドであった。合掌。
 
  

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2014年11月19日 10:52に投稿されたエントリーのページです。

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