最近、多摩センターというところに行く機会が増えて、しかも夕方という設定なので、昼ころ出ると映画を観ることができるというシチュエーションなのである。しかも、この間、新百合丘のマイカルで6回通うと1回無料になるというカードをもらったものだから、行くことをうかがっているのである。
ということで、先日「さらば愛しの大統領」というどうでもいい映画(これは別にけなしているわけではなく、ぼくの好きなジャンルでもある)を観ようと思って行ったら、何と上映時間を間違えるという大失態。しかたなしに、唯一時間的に間に合う「SP野望篇」を観ることにした。
やっとここで映画の話になるが、全くといっていいほど事前知識がなかったので、あとで知ったのだが、人気のテレビドラマの劇場版らしい。しかもまだ完結していなくて継続中なのだという。ええー、これじゃあテレビの延長みたいなものだし、テレビを観ている人のために作った映画でしょう。
どうりで、筋書きや人物設定がテレビを見たこともないぼくみたいな観客にはさっぱりわからないのだ。しかもですよ、最後に次の「革命篇」の予告篇が流されるという図々しさである。だからかどうかしらないが、次の作品も観ないとおもしろくもなんともない。
この映画で完結していないから、98分の予告編を見せられた感じで、ぼくみたいなこれだけで終わりという観客には全く捨て金になる。こりゃぁひどい話だ。
製作がフジテレビで要するに「踊る大捜査線」の2匹目のドジョウをねらったというわけだ。作品の良し悪しの前にこういう映画製作の姿勢が許せない。そりゃあ、冒頭のアクションはけっこう迫力あって、少しは期待をしたのだが、その後がいかん。
こんな具合だから、同じ金を出すならハリウッドのアクション映画のほうがよっぽどもいいと思ってしまう。ということで、映画評はなし。
