昨日オーストリアで行われたイングランドとのテストマッチでサッカー日本代表が1-2と惜敗した。今度のワールドカップでも優勝候補の一角とみられるイングランド相手に、コーナーキックから闘李王の先制ゴールで前半を1-0で折り返した。しかし、後半2点とられて逆転を許し負けた。この2点がいずれもオウンゴールという残念な結果だが、向こうはPKを失敗しているから、負けは負けだ。
強豪相手にしてこの戦いは、先日の韓国戦に比べると相当よくなっている。なぜ、よくなったのっだろうか。ぼくは、大きな要因は日本を離れたからっだと思う。まあ、日本にいると雑音を含めてあれやこれや言われるので、負けが込むとどんどん滅入ってしまうのだ。その点、海外に出てしまうと、いろいろな意味で静かになるから、気分的にもリフレッシュされて、のびのびプレーできるようになったのではないだろうか。
技術・戦術的なことでいえば、昨日の試合で3ボランチにしたことが大きい。阿部をボトムに入れたおかげで守備が安定したということだ。そのおかげで。長谷部、遠藤が高い位置をとれて、FWとの距離が狭くなり、ダイレクトのパス交換ができるようになった。
と書いてみたところで、そんなんだったら最初からそうすりゃいいじゃんという声が聞こえそうだ。ここが難しいところで、いつもいつもそのやり方でいいのかということで、相手の力や戦術で変えていかなくてはいけないという面があるからである。簡単な話、弱い相手だったら3ボランチなんていらないわけである。
で今回の3ボランチはもっと早くからやればよかったと思う。なぜかというと正直言ってワールドカップでは相手はみな格上であるから、守備的にならざるを得ないし、その陣形から逆襲で得点し、それを守り切ることが求められているわけである。ところが、攻撃的なことばかり考えていたように思える。
昨日も、試合後岡田監督が、先取点をとったので守備的になってしまったとか、テストマッチなのだから、守ってもしょうがないという発言をしていたが、そこが間違いなのだ。テストマッチだからこそ、強い相手からたまたま1点を取ってしまったところからそれを守り切るテストをしてほしかった。日本の弱点は、したたかに守り切るというイタリアスタイルができないことである。
おそらく、これからもこのフォーメーションでいくのだろうが、中村俊輔が戻ったらどうするのだろうか?
