数日前に面白いブログ記事を見つけた。日本のソフトウエア産業は「製造業」というタイトルでMITに留学している人が書いたもので、そのMITのソフトウェア産業研究で有名なマイケル・A・クスマノ教授がソフトウェア産業への取り組みかたが各国で違うということを言っているという内容である。
なのだそうだ。これって面白いと思いませんか?
まず、ヨーロッパが「科学」というのも分かります。理論だとか体系化だとかが好きで、そこから入ってきますよね。そうしたコンセプト形成力はたいしたものです。ただし、頭でっかちなところがあって、実践的な面でどうかと思うことがあります。
インドの「サービス」というのもなるほどです。インドのITは後から参入してきていますから、ITはサービスであるという考え方が強くなったときにIT産業が興り、米国向けのサービスで地位を築いたということがあると思います。
アメリカはまさに「ビジネス」ですね。どんどん新しいことにチャレンジして、少々できが悪くてもかまわなくて、新規性に優れていればいいという発想で、うまく立ち上がったら高く売りぬくということだから、まさにビジネスです。
さて、日本は「製造業」というのも思わずうなずきます。それも、伝統的なモノづくり発想ですね。それも、近代的なものではなく職人芸に近いところもある。IT産業にいる人の中にもそう言っているひとがいる。
一概にどこがいいだとかわるいだとかは言えないが、ただ、日本の製造業の発想だけはやめてもらいたいと思う。なんだかんだと言ったって、事実として、世界から取り残されてしまったからである。今からでもいいから「科学」、「サービス」、「ビジネス」の一端を取り入れたらどうだろうか。
