この映画も癒し系のようだ。吉田恵輔監督、宮迫博之主演の「純喫茶磯辺」はそんなほのぼの感のある映画だ。
妻が家を出てから仲里依紗扮する高校生の一人娘と暮らすダメ親父が、父親の遺産が入り、何を思ったのか喫茶店を始めるというところから話が始まる。喫茶店といっても今様ではなく昔のあの喫茶店でセンスがわるい店である。
当初はお客が来なかったが、麻生久美子の謎の女の子がコスプレでウエートレスをするようになると客も増えてくる。そこで織り成す男と女のエピソードが展開される。宮迫の親父と麻生久美子、仲里依紗の娘と客の変態男、そして、もとの妻との関係、元彼との関係とそれぞれが少しずつ“外れた”キャラクターなのである。
ここではストーリーというより、出演者の演技力の方が注目といったところで、仲里依紗と麻生久美子、別れた妻役の濱田マリの3人の女優さんが健闘している。仲里依紗のほうとうに自然の演技はすばらしい。いまどきの高校生ってこんな調子なんだと思わずすうーと入ってくる。
また、麻生久美子はかわいい顔をしながら偽悪的で何を考えているのかわからないという女を演じていて、結局不器用でうまくいかない感じを好演していた。
こういうお決まりの小ネタをはさんだほのぼのとした映画もいいけど、なんか見終わってうんよかったねくらいで、やはりインパクトが薄いような気がする。なにも派手にやれということではないがずしってくるやつがほしいのだが。
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女優としての堀越のりさん。
ダメ親父を見て育つ
ゆるーく面白い
全体的に中途半端
脚本は3つ星だけど、仲里依紗と麻生久美子にひとつプラス。
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