いきなりこの題名だからTSUTAYAで男の店員のところに行こうとしたら、女の店員さんに呼ばれてしまった。別にいやらしい映画でもなんともないのだがちょっと恥ずかしい。
なかなか面白い映画であった。この井口奈美という女流監督は知らなかったがいいセンスしている。映画は、地方の美術学校に通う男二人と女一人の若者がある朝もう若くはない女を車に乗せてあげるところから始まる。この若者を松山ケンンジ、忍城修吾、蒼井優が演じ、その若くはない女は永作博美である。
このキャスティングで早くもうなってしまう。見る前から期待が高まる。期待通りの演技で楽しませてくれる。
永作博美は、小悪魔的で19歳の男の子を翻弄するが、憎めないそんな役回りを気負うことなく自然ですごく好感が持てる。
松山ケンジもその自然な感じがすごくよくて、若者の誰でもがもつ年上の女性への憧れをうまく表現していた。忍城修吾は初めて見たが、色気がある男の子だ。
蒼井優は、やはりこの子は素晴らしい。男の子二人と不倫の女との間に入って重要な役まわりなのだが、これまた可愛らしく、しかし強さも持った、そんな女の子を好演している。
他の出演者もみなはまっているように思え、ちょっとびっくりしたのは、あがた森魚が永作博美の旦那役ででていたことで、ぼくらの世代では懐かしく思うだろう。
この監督のセンスのよさを感じたのは、俳優たちに自由に演技させてその自然さを摘み取っていることで、だから割とワンシーンが長まわしで、その“間”を与えることで、せりふや仕種がとても面白いものになっている。この辺の非凡さを感じ、次の作品を期待している。
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自然な二人に胸キュン
日常に帰れない
みなきゃよかった
この映画の感想
するとなしでは、こんなに違う?
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