いまから言っておくがみんなぶれるなということである。これから、多分経済危機を煽り立てるようなマスメディアの喧騒や、第一次産業への回帰の大合唱が始まると思うが(もう始まっているか)、よく注意しなくてはならない。
昔エネルギー危機のとき、クーラーを止めて団扇にして、昼休みは蛍光灯を消して真っ暗という状況が出現した。それと同じようなことがおきるかもしれない。それはそれとして、いいのだけれど、日本人の悪い癖はオーバーシュートすることである。
要するに振れすぎるのである。だから、マスコミが全くアホだからということもあるが、これからそんなてのひらを返したような話が新聞紙面やテレビにどんどん出てくると思うので注意したほうがいい。
そこをぶれたらいけない。ぶれないためにも金がないという状態がべつにそう悪いことではないという視点が必要である。遠藤実は小学校しか出ないから高校三年生が作れたのである。そんな流れは悪くないのじゃないかと思うのである。
いま、こどもの時のことを「極私的年代記」で書いているが、別にこういう状況になったから書いたわけではなく、ただ単に遺言であるのだけれど、どうもいまの世の中の昔ははよかった風の論調が気持ち悪いのである。
普通に行こうよというのがぼくのメッセージで、王道って言葉があるけど王さまの道ではなく、庶民の道を貫くことじゃないだろうか。本当の庶民って、自分だけよければいいと思うのではなく、周りのの人が幸せになることが自分の幸せになると思うことでなないだろうか。
シンプルに考えればいいのであって、「あなたのやっていることはあなたたちのまわりにいる人々の幸せに貢献しているのだろうか」と問うことだ。そういう心根を持ち続けたら、ぶれることはないと思うのである。
そしてまた、オーバーシュートしないためにも、もっとマスメディアに対して懐疑的になったほうがいい。劣化したマスメディアはゴシップ雑誌とかわらない。
だから、こういうときにから元気でもいいから元気をだす天邪鬼になるのがいい。いまがチャンスだと思うバランス感覚を持とうじゃないですか。
