サッカーW杯最終予選で見事にアウエーでカタールを粉砕した。ホームよりアウエーのほうが強い外弁慶日本代表だ。
この試合の勝因は、ゴールに向かうアグレッシブさだが、田中達也が入るとこれが活性化される。中盤での絞り込むディフェンスもよかった。ちょっとカタールの厳しくないディフェンスを割り引いても人とボールが動くサッカーができていたのではないだろうか。
なにより、光っていたのは中村俊輔で、左足のけがの影響も感じられたにもかかわらず圧倒的な存在感があった。
3点目のあのボールフィードの精度は圧巻だ。あのプレー、すなわちショートコーナーから、リターンしてファーサイドでヘディングというパターンはすごく有効だ。しかし、何度も使えないからここぞというところでこれからも威力を発揮してほしい。
俊輔は確実に代表チームの柱になった。リーダとしての自覚もでてきたし、以前は寡黙だったが、いまでは突っ込んだ発言をするようにもなった。
昨日の試合後のインタビューで、「けがの調子は?」と聞かれて、一瞬こいつアホじゃないか、けがの調子ってどういうこと?という感じで、「けがしているから調子は悪いですよ」と答えていた。聞くほうももう少し考えろよなあとぼくも思った。
それはそれとして、前回のバーレン戦で「交替選手がどういうことで入ったのか考えないと」という発言をしていたが、今回は「交替で入った選手がよくやっていた」ということを言っていた。また中沢の替わりに入った寺田のこともほめていた。この気配りこそリーダを自覚したものの言葉なのだろう。
おお、いい方向に向かっているぞ。