« 業務プロセスの自動化 | メイン | 道具 »

アマゾンモデルの意味すること

以前アマゾンの倉庫の話を記事にしたことがある。そのとき、示唆的なことが多く含まれたモデルであるとコメントした。

あの記事では、3つの特徴を言った。技術オリエンテッドということ、整理しない整理のしかた、人間がITを使いこなす“しなやかさ”である。

どれもこれもこれからのITを考えたときに非常に大事な要素であると思う。さすが、アマゾンだとも思う。昔アマゾンは登場したとき、物流のところがネックでビジネスがうまくいかないのではないかと言われていた。しかし、今のアマゾンを見ているとすごいなあと感心する。ボトルネックをどんどん外しながら成長しているようだ。

最初の技術オリエンテッドあるいはデバイス志向のようなことについてだが、特にネットの世界ではこうしたシーズ発想の動きは普通であろう。いま話題のiPhoneだって、これまでの携帯電話のようにキャリアを使うための端末という発想から、デバイスができてそれをどのキャリアに乗せようかという逆転が起きている。

翻って、ビジネスシステムへそうした新技術や新規機能デバイスなどがなかななか浸透していかない。RFIDなどは使われているかもしれないが、携帯端末なんもっと使われてもいいと思うが遅く感じられる。

整理しない整理ということでは、コード体系のことを想起する。ぼくは実際に開発作業もしたこともないので少し乱暴かもしれませんが、コードって要るのでしょうか。これまでみんな桁数の問題だとかですごく苦労しているがそうした呪縛から開放できないのだろうか。ばかなことを言うな、本にはISBNコードという立派なものがあるじゃないかと言われてもちょっと違うような気がして、ということでこれ以上は言わないが、考える余地もなのだろうか。

最後の“しなやかさ”ということでは、アマゾンもシステムに全部任すと柔軟性に欠けるといっているように人間とITの共存が大事なことである。自転車に乗るにしても、車を運転するにしても自分で乗りこなさないと怖くてしょうがないですよね。化学プラントでもOut of Controlになった時の怖さは尋常ではない、すぐに手動に切り替えて“なだめる”のである。ですから、人間がシステムを使いこなすという位置関係は絶対に崩してはいけないのである。
 


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kamawada.com/~masanori/blog/mt/mt-tb.cgi/674

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2008年07月17日 09:44に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「業務プロセスの自動化」です。

次の投稿は「道具」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type