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IBMのジレンマ

ずっと前にIBMのカンファレンスの記事を書いて、IBMのBPM/SOAへの取り組みを評価した。確かに全社的な動きとして今後注目のところだが、ビジネスモデルとの兼ね合いでどうなるのかといったことが興味深い。

どういうことかというと、このBPM/SOAというアーキテクチャあるいはトレンドはこれまでのビジネスモデルを大きく変えるドライビングフォースになりえるからだ。少なくとも、従来型のシステムインテグレーションは消えていくだろうし、あきらかにチープ革命とまで行かなくとも、低コスト開発に向かっているわけで、開発のところだけのビジネスは成立しなくなる。

だから、思うのである、BPM/SOAを進めれば進めるほど売上が落ちていくのである。ここの折り合いをどうつけていくかになると。単純には、他社のシェアーをとっていくか、新しい収益モデルを作ることになる。

IBMはこれまで、ハードウエアからソフトウエア、さらにサービスへの変貌、アウトソーシング化、オープンソース技術の取り込などその節目節目で戦略的に手を打って来ているので、いまの動向の中でそうした変革をどのように実現させていくのかが見ものである。

一方、国産のベンダーはどうやって立ち向かっていくのだろうか。少なくとも従来の延長ではどんどん先細りしていくのは目に見ているのだから、手をこまねいていては大変なことになる。

しかし、巨躯を素早く動かすのは大変なエネルギーが要る。だから、ひょっとすると身動きの早い、スピード感のある中小の会社がIBMの対抗軸として現れてくる可能性が十分あるような気がする。

巨象はシマウマは倒せるが蟻は踏みつぶせないのだ。

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2008年07月15日 10:21に投稿されたエントリーのページです。

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