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業務プロセス設計作法 ~作法その4~

終点は最終的なアクティビティとなる書類です

この最終的なアクティビティというのは何のことでしょうか。以下の2つになります。

(1)依頼に対する回答
(2)ヒト・モノ・カネの出入り

ここの(1)の依頼に対する回答というのは、お客さんから依頼されたことに対して、報告や情報提供を行うことである。簡単な例では苦情が来てそれに対して回答するというのもひとつのプロセスになります。書類は「○○報告書」とか「回答書」のようなものが主なものになります。

(2)の場合が少し複雑でよく考えてみる必要があります。本来的には、企業にとっての最終アクティビティはカネにつながるものといっても差し支えないのです。モノを出荷するといってもそれが出荷したところで終わるわけではなく、最終的には代金回収して入金で終わります。例えば、出荷作業が完了して完了報告書ができ出荷履歴登録が終わると、代金請求を行い入金があってプロセスは完結します。

そう考えると大部分がカネになって終わることになるのでそこを最終的なアクティビティとすればよいのだが、それだとプロセスも長くなってしまい、見えずらくなるため、出荷(登録)といった区切りで切ることにします。別な見方をすると、例えば代金回収プロセスなどは上流が違っても共通的なプロセスになるので、モノとカネは別途独立させたほうが分かりやすいとも言えます。

このヒト・モノはカネと切り離してもいいのですが、そうすると何をもって終わりとするのかという問題があります。これは、DBの登録・更新をもって最終アクティビティとみなすことで対応します。

すなわち、前述したように出荷履歴登録などのようにデータベース登録の時点で中間点ではあるが、プロセスの終点ということにします。もう少手前で在庫で一旦終わらせるということもあります。この場合の書類は、「登録依頼書」とか「作業完了報告書」といったものになります。

これは、プロセスの終点は決算書(BS/PL)に繋がるものであるという見方をさしています。言い方を変えると、“勘定科目データ“を生成するためにプロセスがあると考えます。

作法その4のポイント

・終点は依頼への回答とヒト・モノ・カネの出入りで抑える
・DBの登録も中間点であるが終点とみなせる
・決算書のデータを生成するためにプロセスがあるという観点でみる

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2008年05月23日 09:51に投稿されたエントリーのページです。

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