プロセスの始点と終点を決めます
まずは、プロセスの始まりと終わりを決めていきます。これは単純なことなのですが意外と重要なことです。よくプロセスがどこで始まってどこで終っているのかがよくわからないものを見かけることがあります。そういうプロセスって本当は必要ないプロセスかもしれません。
それと終わっていることは終わっているのだが単にどこかのファイルにしまっておくだけでほかに何も使わなかったりするなんてこともあります。
さて、ここで始点と終点を決めましょうと言っていますが、どうやって決めたらいいのでしょうか。
プロセスの始まりを考えてみましょう。これは、何かの依頼があって始まります。依頼のされ方も顧客からだったり、上司からだったりといろいろなパターンがありますが、いずれにしろ依頼がきてそれを受付けることから始まります。
それでは終点は何なのだろうか。これは、そのプロセスが何のためにあるのだろうかということを考えてみたらいいと思います。
プロセスというのは最終的にはビジネスの結果を表現することで終わります。もう少し具体的に言うと、リソースデータを書き換えることと新たなイベントデータを生み出すことにつながることです。別な言い方をすると、BS(貸借対照表)とPL(損益計算書)に反映するための活動プロセスなのです。
そうした観点から、始点と終点を特定していきます。詳しくはそのあとの個別の議論で行います。
では、始点と終点のどちらを先に決めるのかという問題があります。それは、お客さんからの要求によりプロセスが提起された場合は始点を先に決めます。また、内部で発生したような場合はBS、PLを意識して終点を先に決めます。
作法その1のポイント
・「○○から○○まで」という風に書き出します。(始点と終点を決めてからでよい)
(例)受注から出荷まで、見積依頼受付から見積まで
・顧客接点のプロセスの場合は始点を先に決める(お客さんの要求が最優先)
・内部プロセスの場合は終点を先に決める(BS、PLに繋がることを意識)