ロバート・アルトマンの遺作となった作品「今宵、フィッツジェラルド劇場で」を観る。アルトマン監督は「M*A*S*H」で、カンヌ国際映画祭パルムドールやアカデミー脚色賞などを受賞したが、それが1970年だからずいぶんと息が長い監督であったが、「今宵、フィッツジェラルド劇場で」を撮ったあとの2006年11月に死去した。
さて、映画はミネソタ州のフィッツジェラルド劇場で30年あまり親しまれてきたラジオ番組の「プレイリー・ホーム・コンパニオン」が、最後の公開生放送の日を迎える。その日の劇場にいる出演者やスタッフの様子を描いた群像劇である。この番組は実際にあった番組でしかも司会は実際にその番組の司会をやっているギャリソン・キーラー本人が出演している。いまもこの番組は続いているそうだ。アメリカの田舎のほうってこういうカントリー音楽好きなんですよね。
ぼくはこの映画の雰囲気は好きです。老シンガーが死んでしまうのだが、「老人の死は悲劇ではない」と語らせるところなんてアルトマンの面目躍如ですね。そのあと自分も死んでしまうのだから。こうした終焉を迎えながらも単なる喪失感だけではなく、希望の火も少し感じさせる。
それにしても、メリル・ストリープはすごい。あの「プラダを着た悪魔」の編集長役とは全く違う歌手姉妹の妹役を素晴らしい演技力で演じきっている。そして、歌も披露していてそれがまたうまいのだ。これぞ名優というんだろう。
もう、アルトマンの映画が観られないとなるとさびしい気持ちになった。
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米国エンターティンメントの凄さ
去勢された映画
カントリーってええなぁ
従容として死に赴く、男の映画。
大草原の家の仲間達
