昨日は久しぶりに新宿に出た。今は湘南新宿ラインがあり、とても便利であるが新宿から乗ったことは何回かあるのに降りるのは初めてであった。それで新南口というところに降りたらどこだかさっぱりわからなくなってしまった。高島屋が見えたのでどうにか確認できて目的の京王プラザに行けました。ずいぶんと変わったものだと改めて思う。
新宿に来たのはITR主催の「ITトレンド2008 特別コンファレンス」出席するためだ。この手のセミナー類は会社を辞めてからはほとんど行ったことがなかったが、昨日はITRの内山社長にある人を紹介してくれとお願いをしていたら、コンファレンスにくればと言われて急遽参加した。
ある人というのは、カシオ計算機の矢沢さんで、この人はユーザ企業のCIOの中でも先進的で非常によく考えている方なので一度お話をさせてくださいということをお願いしていた。こんど、ITRで「企業IT力向上研究会」というのを立ち上げるそうで、その会の発起人にもなっている。ぼくもさかんにユーザ企業ががんばらないといけいと言い続けているのでこうした活動をしている人には頭がさがる思いだ。
昨日のカンファレンスでは、内山悟志さんの基調講演「IT投資動向と戦略テーマ」がまずあって、そのあと「リーン思考による「コスト低減」」、「NGN時代の統合コミュニケーション」、「企業情報システムの重要成功要因」の講演があって、最後が「経営に貢献するITのあり方とは」についてのパネルディスカッションであった。
どうも、昨年は少しIT投資が鈍ったようで、ことしも景気がよくないのであまり期待できないようだ。それと、このコンファレンスでもふれているが、日本の会社はまだまだ保守・運用といった守りの投資が多く、戦略的な攻めの投資ができていない。投資額を低減するとなるとそれがたんに戦略的投資の減少になるだけという、なかなかITによる業績向上といったようなことが後手になっている感じが伝わってきた。
内山さんも言っていたがユーザも頑張らなくてはいけないが、それと同時にベンダーにも頑張ってもらうことも大事かもしれない。ぼくはついベンダーの悪口ばかり言うのだが、ユーザーがなかなか自立できない段階では、ある意味ユーザとベンダーは一連托生の関係にならざるをえない面があるのでそう思うのである。
懇親会では、久しぶりに旧知のひとと会うことができた。みんなそれぞれえらくなっていて、社長になったひと部長に昇格したひとなどみなそれぞれ活躍しているのを見るとうれしくなる。元部下にも声をかけられる。
そのあとまだ早かったので、西口の”しょんべん横丁”へ行って焼き鳥で一杯呑む。おお何年ぶりだろうか。昔もそうだったが隣のおじさんとすぐに打ち解けて、中国や東南アジア話に花が咲き、若いときのことを思い出しながら帰途についたのである。