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スポーツとビジネス

ちょっと前にサッカーとBPMという話を書いたが、コメントで敵のことを書いていないというご指摘を受けた。それでそのことについて少し考えてみた。そんなことを論じてどんな意味があるのかということはさておき、分類学、定義力、整理術から考えてみた。

スポーツは明らかに戦いなのだが、その戦い方に違いがある。敵はおのれだなんて精神訓は置いておいて、スポーツは何と戦い、何を競っているのかということになる。

スポーツは明確に相手がいる場合とそうでない場合がある。言ってみれば、“闘う”と“競う”という二つがある。“闘う”というのは相手がいてそいつと戦うことをいう。ボクシング、レスリング、柔道、テニス、卓球、サッカー、バレーボール、バスケットがこういうものにあたる。

一方、競うというのがあって、目の前に敵がいないケースで、相手を倒すことではなく、何かが相手を上回ることで勝利することである。

競うものがいろいろあるが、主に次の3つ、すなわちスピード、距離、正確さと思うのだがいかがでしょうか。陸上、水泳、スキー、スケートなんては早さを競うし、陸上の投てきや跳躍は距離を競うし、体操、ゴルフ、射撃など正確さを競うわけです。より早く、より遠くへより正確にといわけです。重量挙げのように重さというのもあったり、フィギュアスケートやシンクロの華麗さというのもあるけどだいたいが先の3つのくくりでいけるでしょう。

でここでもうひとつの要素が入ってきます。それを、個人でやるのか、チームでやるのかという要素が入ってきます。ここまでが分類学です。

ここで分類ができるわけです。
1・個人で相手がいるケース
2、個人で相手がいないケース
3.団体で相手がいるケース
4.団体で相手がいないケース

この4象限表示はどこのコンサルが考えたか知りませんが、分かりやすいのはまちがいない。それぞれを見ていくと、第一象限は、例えば格闘技系やテニス、卓球の球技ですね。

第2象限は、陸上、水泳、スキー、スケートなどなどいろいろありますよね。

そして、第3象限も球技がこれにあてはまるし、まあむりやり体操や卓球の団体を入れるかどうかだけど本質論から言うと違うのではずしましょう。

さて最後の第4象限は何か? そういうスポーツってあったけ?これがなかなか思いつかないのだ。無理やりいれるとしたら、ぼくにはエイトボートぐらいしか思いつかない。そりゃあ、ボブスレーとか、二人くらいで競うのはあるがこれは団体ではない。

むむ、ちょっと待ってくれ、じゃビジネスはどこにはいるのかなと考えてみると、この第4象限の戦いなのじゃないかと思うのです。だからビジネはスポーツにはない戦いをしているのだ。

ということは、もっと飛躍して言うと、例えば体育会系のやつをとったほうがいいなんて議論があるが、よーく考えてみると、スポーツ系だからビジネスにつながるというのもちと疑問であると思うのだけどどうだろうか。

何やらこうして改めて分類して定義していくと漠然と思っていたことが違った方向に明らかになることもあるんだなと思ったのである。

だから言いたいことは二つあって、ひとつはこうして分類して定義をしていくと何やら見えてくるものがあることと、ビジネスは多くのスポーツとちがって、団体で相手が見えないところで戦っていることがわかったことである。そうなのだ、実はそこを間違えている可能性がある。
 

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2008年04月01日 12:00に投稿されたエントリーのページです。

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