生まれて初めて公証役場というところに行ってきた。
ばあちゃんが土地をある建設会社の土砂置き場に貸していて、その賃貸借契約を2年ごとにやっていが、今月がその更新時期にあたっていた。いつもはその建設会社の人が車で迎えにきてくれるので、ばあちゃんも行けたのだが、最近「もうわたしゃ行くのが億劫だから、おまえ行ってきておくれ」ということで、急遽委任状を書いて代理として行ったのである。
公証役場ってもっと大きな建物でりっぱなところかと思っていたら、どこにあるのかわからないくらい地味にあった。ドアを開けると受付の女の人が二人いて、彼女らが事務処理を行なう。その親玉みたいなおじさんがひとりいて、書類のチェックや印紙の管理などをやっている。それに公証人がふたり、パーテーションで区切られたところに座っている。こんな感じのところです。
まず、証書を渡されたのでそのまましまったら、しばらくして「お読みになりましたか?」と聞かれ、そうか読んで内容を確認しろということだったのかと思い、あわてて読む。そのあと、公証人の人のところに行って、署名、捺印をして、公証人のひとが筆でサインして終わりです。
費用は印紙代を含めて5万円強だったが、建設会社の人が請求書くださいと言ったら、請求書は発行しません、ここは現金だけですと言われ唖然とする。結局、その人はお金を会社に取りに行った。
ここでいったい公証人というのはどんなひとなのだろうかという疑問がわく。Wikipediaで調べみた。
公証人は、30年以上の実務経験を有する法律家の中から法務大臣が任命する公務員で、70歳まで勤務することができるため裁判官、検察官および法務省を退職した後に就くことが多い。 国家から俸給を得るのではなく、依頼人から受け取る手数料が収入源の独立採算制である。当然、扱い件数の多い東京や大阪などの大都市では、年収3,000万円を超える公証人も多数存在する。
ということは今日の公証人は元裁判官か?ええー、そんな風にはぜんぜん見えなかったけど。そのひとが印紙に割印を押すように言うのを忘れていたのでこちらで指摘すると、「これは割印がなくても成立するんですよ。ただ確認のために押すんですから」とわけのわからないことをぶつぶつ言っていた。あそうか、そういうことを言うのが法律家なんですね。