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BPMに対するサッカー的一考察

このブログではBPM(Business Process Management)とサッカーの話がよく出てきますが、大胆にもこれらをくっつけてみたらどうかという話である。

BPMという概念が出てきてシステムの構造化が進んだと思っているが、そのBPMはプロセスを表現していて、業務システムの骨格を形成している。フロントエンドのユーザインターフェースのところと、バックエンドの基幹システムとの間でそれらの橋渡しをしているミドルエンドシステムであると考えられる。

ということは、サッカーでいうミッドフィルダーと同じではないのかという仮説を立ててみた。そうなると、さしづめフロントのところがフォワードで基幹はディフェンダーになる。じゃあキーパーはどうなるんだ。監査とかコンプライアンスかもしれない。

これはあながち荒唐無稽な話ではなく、何となく似ているような気もしてくる。フォワードって決められたようにプレーしていたら点なんか取れないわけで、もちろん基本的なところはある決め事はあるんだけど最後は個人のアイディアだとかテクニックだったりで、相手守備陣を切り崩して得点する。だからかなり自由さや臨機応変さが要求される。

一方、ディフェンダーは、むしろ堅実で安全なプレーが要求される。バックスが守備でトリッキーなことをしたらえらいことになるから確実にやること、そして組織的な動きが大事になってくる。システムでは、基幹業務システムはまさにきちんとした正しい処理をしなくってはいけないのでディフェンダーの役割によく似ている。

さて、ミッドフィルダーである。最近のサッカーではこの中盤の重要性がますます増しているようだ。昔のサッカーはけっこう中盤を省略したゲーム運びも見られて、頑強なセンターフォワード、足の速いウィングめがけて、だいたいのところに球をけりこむ式サッカーがあった。また、こどものサッカー(こどもに限らず、レベルの低いおとなのサッカーも)にも中抜きが多い。

このミッドフィルダーの役目をBPNMが担っているように思える。フォワードであるフロント業務とディフェンダーである基幹業務をつないでいるのである。ミッドフィルダーはパス交換により自陣から敵陣に入り、フォワードにラストパスを送る。これは得点をあげるためのプロセスなのである。サッカーもこのプロセスがうまく形づくられたら得点を入れられる確率が高くなる。

ということは企業においてもプロセスをきれいに作ってスムーズなパス回しから新規顧客を獲得するとか、売上を拡大するとかをめざすべきなのだ。

おお、なんとうまくあてはまるのだ。というか、サッカーそのものがビジネスの縮図として見れないことはないということだと思う。言いかえれば、サッカーの監督は社長とか事業部長といった立場とも言える。

サッカーゲームで自分の好きなチームを作れるというのがあるが、ぼくは以前このゲームを社員教育に使ったらどうかと半分冗談で本気半分で提案したことがあるが、これをやらせると、攻撃的な子とか守備的な子とか、スター選手ばかりを集めようとするとかいろいろな意味で性格や考え方がでると思う。面白いと思いませんか。

話はちょっとそれてしまったが、このミッドレンジの重要性、プロセスの有効性がサッカーを見ているとよくわかるという話なのである。

この間のJリーグの開幕戦でレッズがマリノスに負けたのはこのことなのです。レッズがエジミウソン、高原という二枚看板で臨んだが、1点先取され、さらに永井と田中達也を投入し、さらに相手が10人になっても追いつけなかったのは、中盤でプロセスを形成できなかった、する選手がいなかったことに起因している。やみくもに昔のサッカー、ガキのサッカーをやったところで勝つことはできないのである。

ちゃんとプロセスをつくり、それをコントロールしましょうよというのが業務システムでもサッカーでも重要なのである。

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コメント (2)

shin1:

いつも拝見させていただいております。
サッカーなのに、敵チームについての話が無いのは、と思いました。
よりサッカーらしくするために、これに「敵チーム」も含めた話を絡めたりはできないものか?と考えましたが、味方の「フロント」が敵の「ミドルエンド」「バックエンド」をかいくぐっていく箇所がうまく思いつきません。
markwadaさんは別にそんなトコに興味ないかもしれませんが、気になってしまったのでコメントしてみました。

mark-wada:

コメントありがとうございます。
うーん、ちょっと難しいですね。ビジネスの話で言ったらいいんでしょうか?確かに敵は何か、どこにいるのかということを考えるのも必要かもしれませんね。

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2008年03月12日 14:50に投稿されたエントリーのページです。

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