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今日のニュースから

1)工業高や商業高、5年制職業校に再編…政府・自民が検討

各都道府県の工業や商業、農業など複数の公立の専門高校を再編・統合し、3年間の教育課程にさら に2年間の新たな高等教育課程を加えるというものだそうだ。

いまは、専門高校に3年間通い、さらに数年間、別の専門学校に通って知識や資格を取得する学生が増えているらしい。従来、高校の3年間で取得することが不可能だった資格が取得できるようにするという。

前からぼくは、昔のように専門高校の役割を復活させるべきだと思っていたのでこうした動きは歓迎だ。ただしだ、ちょっぴり「仏作って魂入れず」を感じてしまう。資格取得を公共の学校で目的化するとかなぜ5年にしなくてはいけないのかとか、議論がいるように思える。

そして一番大事なことは、作ったあとのことで、そこを卒業した生徒をちゃんと社会が受け入れてくれるかということなのだ。企業が必要人材として職場を用意できるかである。

そういう社会構造的な対応ができてこそ意味が出てくるのであって、今のようにろくに勉強してこなかった学卒ばかり採用しているようでは、状況は何も変わらないことになってしまう。だから、政府がいくらがんばっても産業界が本腰をいれないと実効があがらない可能性がある。

2)万能細胞「お分けします」…内外の研究者に理研が3月から

理化学研究所が京都大学の山中伸弥教授のグループがマウスの皮膚細胞から世界で初めて作製した万能細胞(マウスiPS細胞)を希望する研究者に配布する事業を始める。iPS細胞を多くの研究者に利用してもらうことで、再生医療などの研究を加速させるのが狙いだという。

このニュースで思ったのは、ITにおけるオープンソース開発の精神を医学の分野にも適用したらどうかということだ。万能細胞の場合は有償ですが(費用は約100万個の細胞が入った試験管1本で実費1万2000円なので無償に近いかも)、こういうものは無償でどんどん配って、そこからいろいろな成果をあげたらいいと思う。

似たようなところで、薬の開発も同様にオープンソース開発型でやったらいいと思う。だって、ひょっとしたらすごいアイデアを持った人がいるかもしれないわけで、それを開示することで活かせる可能性がでるのである。人々の命を救えるかもしれないのに、こそこそ隠して研究したばかりに成果が出るのが遅れたり、出なかったりしたらそれこそ人類の損失なんじゃないのか。

だから、製薬メーカーが儲けるために密かに開発するというのはおかしい話で、そういう会社がおそらく理念に“人類の幸福のために”と掲げているのも矛盾していると思いませんか。
 

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2008年01月08日 12:52に投稿されたエントリーのページです。

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