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論点7 Venture -「ネット未来地図」から

本の要旨-- 日本のネットベンチャーの世代交代が加速する

2004年ころからベンチャーをめぐる状況が劇的に変貌している。ライブドアの堀江や楽天の三木谷、USENの宇野康秀に代表される旧来型の経営者とは決定的に異なった新たなネットベンチャー経営者が登場してきた。

旧来型のベンチャーの勝ち組の成功要因は、
1.いち早くインターネットのビジネスに着目し、先行者メリットを享受したこと
2.営業力がきわめて強かったこと
3.ネットバブル崩壊直前の「逃げ切り」株主公開

しかし、それから日本にはシリコンバレー型のベンチャーが出てきていないが、その理由は
1.新興企業向けの株式市場が存在せず、資金調達の方法が少なかった
2.技術者や研究者がカネのないベンチャーに流れてこない
3.技術主導型のビジネスモデルを生み出せなかった

ところがこの3つの不足は2000年以降急速に解消していく。

そこではWeb2.0の潮流の影響は大きく、楽天、ヤフーはこの潮流にうまく乗れなかった。
そしてこの間隙を縫うように、Web2.0の潮流をうまくすくい上げ、成長曲線に乗るようになったのが、はてなやミクシー、ドリコム、ゼロスタートコミュニケーションズといった第三世代のベンチャー群だった。

ぼくのコメント

第二世代から第三世代への移行はよくわかる。以前あるお客さんの商品を楽天に出店させようか検討したことがあったが、そのとき感じたのはああ楽天は営業でもっていると思ったのだ。もう営業マンがすばらしい。いろいろなサポートをやってくれるのでつい引き込まれそうになる。ところがけっこうなマージンを取るんですね、これが。だからそのときこの会社はネット企業じゃないと思ったものだ。

だから第二世代というのは、ネットでひと山あててやろうというような連中が多く、実体的には浮いていたように思う。

そこに技術を引っさげた第三世代の登場であるが、逆にビジネス的にだいじょうぶかなとも思ってしまう。ドリコムなんてやばそうだという噂もあるし、収益モデルを無視してやっているところもあるみたいで、やっぱり両方のバランスがいると思う。

それと、ベンチャーの資金がどうなっているのか、ぼくはよくわからないけれど、少くともシリコンバレー的なVCは日本には少ないと思うので、そういうVCが育ってほしいと思っている。

だからというわけではないが、第三世代のあとが続いていないように感じている。いまこれは面白い会社だというような起業をあまり聞かないようだが違うかなあ。


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2008年01月24日 08:32に投稿されたエントリーのページです。

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