ぼくの埼玉に住んでいる姉の娘、すなわち姪が結婚することになった。27歳だからいいところだ。相手は29歳でコンサル会社に勤めている。これもいいところだ。
で、結婚式はいつなんだろうと思っていたら、先月末に池袋の近くのマンションに引っ越したという。だから今は二人でそこから会社へ通っている。いったい、結婚というのはどの時点のことを言うのだろうか。ぼくらのころは、ちゃんと結納をして、結婚式をあげ、そのすぐあとに新婚旅行に行き、そして籍を入れるという決まりきったプロセスがあったはずだ。しかも、結婚には仲人というものを立て、式には親戚一同を招待するのが当たり前であった。
いつのころから、このしきたりが崩れたのだろうか。いまや、仲人を立てないのは当たり前で結婚式もやらず、友達だけで祝うみたいなことが多くなっているのだそうだ。
うちの親戚はけっこううるさいところがあって、もう10年近くまえにぼくのいとこの息子が結婚することになったが、式は内輪でということでやったら、そのいとこの母親の実家(ぼくの母親の実家でもある)を呼ばなかったことで問題になって、いまだに仲たがいしている。ところが、いまはそんなどころではなくなった。内輪でも式をやらないのだから。
ただ、ぼくはそれでもいいと思っている。だって、盛大に式をあげてもすぐに分かれてしまうのだから。まあ、結婚はますます二人だけのものになってきた。
で、その姪っ子は、3月ぐらいに籍を入れるそうだが、式はやるかどうか分からない。さて、うちの86歳になるばあちゃんの「結婚式ぐらいあげないことにはしょうがないだろ。わたしゃお前の花嫁姿を見て死にたいよ」というプレッシャーに勝てるだろうか。姪っ子は大学生のころ2年間ばあちゃんの家に下宿していたので余計プレッシャーかも。