いよいよサンプル開発プロジェクトがスタートです。いろいろ考えた結果、このプロジェクトのコードネームも手法の名前も前に言ったのとちがうものに変えた。プロジェクトのコードネームが「Kailas」で、手法というかBPMフレームワークになるが、「BPM+Web2.0」(略称:BPweb2.0)です。
「Kailas」というのは、カイラスと呼びますがチベットにある山の名前からとっています。正しくは、Kailashといいますが、呼びやすくhをとりました。チベット仏教やヒンズー教などの聖地といわれ、まだだれも登ったことのない未踏の山です。だれもやったことのない新しい手法であることの気持ちを込めています。登った時の見晴らしは素晴らしいものであると確信しています。「BPweb2.0」は最初のBW2から直接的でわかりやすい方がいいと思って変えています。
きのうは、そのプロジェクトの第1回目のミーティングを行ないました。4社からメンバーに集まってもらい、プロジェクトの主旨や概要について、ぼくの方から説明し、会社紹介、自己紹介を行ないました。
そのあと、ターゲットにしている「店舗修理受付プロセス」について、実際にいま従来型の開発方法で行なっている会社から説明を受けました。そのとき、このプロセスは、店舗修理だけにとどまらず、いわゆるカスタマーサービスの領域のひとつであるので、汎用性が高いプロセスです。ですから、いいものができたら水平展開できる可能性が大きいのでおもしろいことになりそうだ。
それと、従来型のものと比較していくとき、こういう業務プロセスというのは、ただプロセスを作ったらおしまいではなく、そのあとのプロセスコントロールとモニタリングがどうしても要るよねという議論になって、従来型でそこまで仕組みを作るのかという話になる。やはり、ビジネスプロセスのライフサイクルをマネージすることが要求されると、BPMSのようなツールが必ず必要になる。そんな議論もあった。
プロジェクトはこのあと業務フローを描いていくわけだが、それをどうやって描いていくのかが議論になる。業務フローさえ描けてしまえばあとのBPMSはそんな難しいことはない。要するに、“美しいプロセス“をどういうふうにして、誰が描いてもだいたい同じようなものになるかが最大のポイントである。
いま、従来型で開発しているといった会社では、詳細な業務フロー図を市販のツールを使って、ある記法に従って描いているのだが、描く人によって描き方がバラバラで困っているというようなことを話された。
さあ、来週の第2回の定例会でそのあたりの議論をしていきます。
この会議の後、日商エレのUさんと米国SAVVION社に今年の3月までの6年間在籍したというKさんと近くの「つきじ天辰」で会食。
Kさんは35歳と若いのだが、いま外資系の会社でデータベース管理ソリューションのコンサルをしている。何回か書いたと思うが、プロセスをやっているとデータを忘れたりする。だから、プロセスだけではなくデータも見てバランスを取らないといびつなシステム構造になってしまう。そこが大事なみたいな議論をして、今ぼくらがやっている「Bpweb2.0」のことも話したら、以前米国SAVVIONでも同じような議論をしていたというようなことなので、すぐに理解をしてくれた。これから何か一緒にやろうねということで握手。
ここはてんぷらもてんぷらもうまかったが、さしみもいける。てなわけで最後のかき揚げ丼まで食べて呑んで大満足。その帰りに久しぶりに銀座の「M」に寄る。いつもの楽しいおしゃべりをして帰るときに、マスターからビジネス開始記念にワインを一本いただく。マスターはいつも何かいいことがあるとワインのプレゼントしてくれる。ありがたいことだ。