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謝罪会見

昨日は、朝青龍と亀田大毅が謝罪会見を行なった。朝青龍は7月にモンゴルでサッカーをしてしまって、8月に処分されたから、もう4ヶ月くらい経っている。一方、亀田は10月11日に内藤に負けているから、50日くらい経っていることになる。

人の噂も75日というけれどかつての騒ぎも沈静化して、いまや香川の殺人事件や守屋夫妻に話題が移ってしまった。そんな時期に謝罪会見である。ぼくなんか、もうどうでもいいやと思ってしまう。二人とも、騒動当時の面影は影を潜めけっこう元気になっている。やっぱり時間という薬は絶大だ。しかし、二人とも神妙な(ふりをして?)表情で「お騒がせして申し訳ありませんでした」と謝っていた。

しかし、まてよと思う。いったい彼らは“誰に対して何を”謝っているのだろうか。別に彼らが騒ぎを起こしたわけではない。少なくとも騒ぐネタは提供したかもしれないが、騒ぎを扇動したわけではない。ファンに申し訳ないと言ってもファンはファンだからおそらく謝ってもらわなくてもいいと思っているはずで、それを謝れと言ったとたんファンではなくなるのだから。ということは、騒いだのはメディアとそれをみさかいなく受け入れる一般の視聴者であり読者なのである。

ある意味勝手に騒いで楽しんだのだから、そんなやつらに謝る必要はないわけで、そうなると誰に謝るべきなのだろうか。彼らの行為で被害を被ったのは誰なのかとなる。反則?そうしたらサッカーで反則したら謝罪するの?協会のルールを破ったから?そうしたら、会社の社内規定を破ったらいちいち世間に謝罪するの?

ああ、よくわからない。どうも日本人というのは、生贄を作ってみんなで痛めつけて謝らせて快感を得るみたいなところがあって、それは今回のようなスポーツの世界に限らず、政治の世界や会社の中でも起こりえる。魔女狩りにも似たいやらしい集団心理で、最近の「空気読めない」というやつも同じようなものである気がする。もう少し、確立した個の集まりとして、冷静で客観的な処し方を持った集団であってほしいとつくづく思う。
 

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2007年12月01日 11:56に投稿されたエントリーのページです。

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