前回、プロモーションビデオのようなサンプルシステムが必要であると書いたが、その開発プロジェクトが動き出すことになった。
昨日、一緒に仲間になってくれそうな会社を訪問した。タイムインターメディアという名の会社で、主な商品としては、検索ソリューションの「Kabayaki」、CMSの「幕の内」、イシュートラッキングシステム「グルット」などである。この三製品についてデモを見せてもらった。逆にこちらからもいつものデモを見てもらう。そのあと、コラボレーションが可能かどうか話をした結果、おもしろそうであるとなって、プロジェクトに参画してもらうことになった。
ここで、世の中せまいなあという話です。いまぼくらが扱っているCMSは、オープンソースの「Plone」というやつであるが、これはPythonという言語で書かれたZopeというフレームワークで動くものである。この「幕の内」というCMSも同じようにZopeのフレームワークを使っている。だからこの会社にアプローチしたというわけではない。
最初は、日商エレの人がタイムインターメディアの社長を知っていて、ぼくにこういう会社があるんだけどどうだろうと紹介してくれたのだ。そうしたら、ZopeやPythonを扱っていたのでぜひ一緒にやらせてと言ったというわけだ。
というのは、デモシステムの開発のとき、Ploneのカスタマイズやコネクターの製造などで、わからないことが出たときの対応で苦労したからである。デモシステムはうちの社長がPloneのコミュに聞いたりしながら何とかやった。
でそのときこの周辺の開発者を当たっていると、だいたい主導している人がわかってきて、その人たちを巻き込もうと考えて、幾人かの候補を検討した。そこでS氏という個人にお願いしたのだが、彼は忙しすぎて3回ぐらい会って立ち消えとなってしまった。そんな折にタイムインターメディアに行ったわけで、そうしたら出てきた人が何とSさんというぼくが候補としてあげていたひとたちの中の一人だったのだ。
ということでレベルの高い技術者も確保できたのでプロジェクトが思ったように編成できそうだ。そのプロジェクトは今のところ、プロセス設計のところがBizMo、BPMが日商エレクトロにクス、CMSがタイムインターメディア、全体統括がwaditという体制で、来月からあるプロセスを対象に実際に新しい開発技法でやってみることになります。
そうそう、サンプル開発のプロジェクトと開発方法論に名前をつけました。プロジェクト名は、「NewBiT」です。これは参画各社の頭文字である、Ne(日商エレ)、w(wadit)、Bi(BizMo)、T(TimeInterMedia)からとっています。また、メソドロジーの名は、「BPM+Web2.0」で略称は「BW2」です。2月にセミナーを予定しているので、何とかそこに間に合うようにがんばろうと思っています。
タイムインターメディアの後は、日商エレに戻って今後の進め方の確認。いくつかのポテンシャルユーザに対する提案書や「BW2」のビジネスプランを作成することになった。どんどん具体的になっていくので楽しくなる。
それが終わって、東銀座の「越洲」で前にいた情報子会社の社長で今は相談役になったKさんと久しぶりの会食。ここは相変わらず酒も肴もうまい。
夜中遅く帰ると社長がまだ起きていて報告がてら話をしていたら、28日、29日に「SaaS World 2007」が六本木のミッドタウンで開かれるが、リクルートのMashupAwardのブースで、Mashupperたちのライトニングトークがあり、そこでしゃべるとのこと。
SaaSというと、エンタープライズ系のことと思っていたら、こんなこともプログラムに入ってきていて驚いてしまう。やはり、ビジネスサイドでもネット系に関心が出てきたということなのだろうか。ぼくらのやっていることも広義のMashupだから、早く世の中に送り出したいと思うのである。