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オープンということ- 親子丼的ビジネス奮闘記(16)

ビジネスというと商材をどうするかになるが、今の段階ではまずはその商材を揃えていくというところに注力しなくてはいけない。パッケージやソフトウエアのライセンス売りにするのか、それを使ったソリューションとするのか、さらに保守・運用までてがけるのかといった選択がある。

われわれの考えは、単なるプロダクト売りではなくサービスを売ろうと考えています。特に、ビジネスプロセスがメインとなると、その会社全体のビジネスをどんな構造にし、どのように運営していくかといったところまで踏み込まないと、本当にお客さんが喜んでもらえるかわからないことになる。

使ってもらえないものを売って儲けようとは思わない。ですから当然のようにソリューションからさらにビジネスアウトソーシングのようなことまで視野に入れて考えています。

ということになると、商材としては、開発技法、アプリケーションプラットフォーム、ビジネスコンポーネントやプロセステンプレートのライブラリー、運用サービスといったところになるのはないでしょうか。

さしあたってやらなくてはならないのが、事例の構築です。商品を売るにはプロモーションビデオがあったほうがいいのと一緒でサンプルプロセスに対して動くものが必要です。そういったものをひとりではできないのでコンソーシアム的にやって行こうと考えていますが、こうしたやり方の場合問題になるのが成果物の権利の帰属をどうするかです。

従来の考え方でいくと、権利化してそれを寄与度に応じて配分するようなことになるが、前回も指摘したようにオープンソース化という流れが加速されている中では、それに逆行していくような気がする。

その前に、権利化ということに関しても、以前はビジネスモデル特許とかがもてはやされた時もあったが。今はあまり聞かない。おそらく、特許をとるのに時間がものすごくかかるから、そんなことをしているよりどんどんビジネスを始めたほうが得策なのではないでしょうか。しかも、最近のWebの世界は著作権にしてもいいものは万人に開放すべきだという考え方になってきているように思える。

そして、ソフトウエアの無料化の動きである。

だから、これから始めるプロジェクトをオープンソース精神でやるという手もあるが、まだビジネスシステムの世界では早いように思える。そこの世界にいる人たちのマインドがそこまで行っていないと思う。従って、ぼくの提案しているのは、「限定的なオープンソース開発」ということになる。

どういうことかというと、思いや考え方を同じくする人たちを限定し、しかしその中ではオープンソースで行くというやり方である。現実解としてはそんなところではないでしょうか。でもなお、収益モデルの描き方は課題として残る。悩ましいところだ。
 

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2007年11月26日 10:13に投稿されたエントリーのページです。

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