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自転車操業? - 親子丼的ビジネス奮闘記(13)

昨日は忙しい日であった。たまにはそんな日もあってもよい。昼ごろから東京へ出かける。けっこういろんなところを回るので有楽町で自転車を借りることにする。駅前の無印良品の店で貸してくれる。ママチャリだけど三段ギアの自動点灯ランプ付きだ。都内はこれで十分である。

まずは、溜池山王にあるB社を訪問。S社長にぼくの開発技法をプレゼン。デモも見てもらったのでかなり理解が進んだと思う。結局、この技法を使ってサンプル開発をしてもらうことで合意する。さらに新規案件で適用できるようなものを探っていくこともお願いする。

サンプル開発も既に開発し終わったシステムを対象にすることにしたので、従来型の開発との比較ができるという願ってもないプロジェクトになりそうだ。ビジネス的にどうなるかはこれから詰めるにしても事例ができることは今後に弾みがつく。

ミーティングが終わって、予定は日展にいくことにしていたが、午後4時半からのトワイライトチケットで入るつもりだったので、若干時間があったので、近くを自転車で徘徊する。実は前の会社がアメリカ大使館の横にあったのでこのあたりはよく知っているので、どうなったかを見たかったのだ。ところがものすごい変わりようにビックリで、もちろん前の会社があったビルはなくなっているし、よく行っていた食べ物屋なども無くなっている。

そんなことに驚きながら六本木をめざす。途中、東京ミッドタウンを横目に国立新美術館に着く。今年から日展は上野からこちらに移動した。新しい美術館はあの黒川紀章のデザインになる。日展に行った目的は、ぼくらが今ホームページの制作を行なっている日本画家の坂本武典さんがまた入選したので、その絵を観に行きたかったからである。

坂本画伯は以前にも紹介しましたが、若い(確か今年31歳)にもかかわらず日展入選8回目となる。春の日春展を合わせると何と18回の入選となります。すごいでしょ。案内のメールに「今作品は部屋の中で椅子に憩う女性像を描きました。黄色と白を基調に、鳥かごのある部屋をあたたかな空気感と若い女性の凛とした中にも安らかに憩う姿を表現出来ればと描いた作品です」と書いてあったので、その作品を観たかったのです。はたして、作品はそのとおりいつもの青年像を描いた作品とは違う穏やかな雰囲気のいい絵でした。

日展の後は、新橋である人と待ち合わせなので、もう暗くなった六本木通りを引き返す。自転車を返し、新橋のさかなや「いさむ」に少し早いけど一人で待つつもりで行ったら、なんと貸切で入れず。仕方なしに、もうひとつの行きつけの中国家庭料理の店「一味玲玲」に行く。

そこで久しぶりにママに会いたかったのにいないのだ。で店の女の子に聞くと100mほど離れたところに新しい店を出したのでそこに居るとのこと。餃子とビールだけで店を出て新しい店「玲玲」に行く。ところがその店は明日正式開店ということで本来ならお客さんを入れないがということで特別に入れてもらう。

そこで、待ち合わせの人が来るまでの間、その中国人のママとひとしきりおしゃべり。どうして新しい店をだしたのか聞いてみたら、古いほうの店はそれなりに知られるようになったが、若いお客さんが増えて店が騒がしく、落ち着きがなくなってしまい、昔からのお客さんが遠のいてしまったので、そういうお客さんに戻ってもらいたくて作ったという。だから会員制なのだそうだ。

店の内装にしても落ち着いた雰囲気ですごくいい。しかも、昔のようにメニユーがなくて、その日その日に考えついた料理が出てくる。これが、普通の中華料理屋と違って家庭料理なので面白いメニューもあり、これぞ家庭の味という感じでうまいのだ。

そうこうしているうちに今晩呑み相手が登場。まだ20代後半のY君で大手ITベンダーに勤めている。ぼくの子どもみたいなものだ。なぜこうなったかというと以前のエントリーにも書いたのだが、BPMという切り口でブログを調べていたら行き着いた。彼は「GoTheDistance」というブログを書いていて、その中でBPMに関心を示していた人なのです。でこれまでもBPMのオフ会で顔を合わせていたが、最近ぼくのブログにコメントをいただき、会いたいということになって実現した。

昨日は、呑みながらぼくの技法の説明やデモも見てもらった。まあ、彼もおおかたの理解をしてくれたが、こういうことを自分の会社のなかで挑戦しようと思ってもなかなか難しいことや自分たち既存SIer自身の首を絞めることになるかもしれないことなどを話してくれた。若いけれどもしっかりとした考えをもったひとでいつの日か一緒に仕事をしてみたと思っている。

この日は、社長もある仕事を始めた日でもあった。ある、ホスティングサービスの会社のシステム変更に伴うコード(ちなみに言語はPerlです)のリニューアルみたいなことで、週2~3日程度の仕事です。

ということで、ぼちぼち親子ともどもまだ自転車操業かもしれませんがビジネスが動き出しました。まあ、「玲玲」のママも言っていたが、「お金のために働いちゃだめだよ。自分もお客さんも楽しくなるように働いて、その結果としてお金が入ってくるのが一番です」ということだと思う。


新装なった「日展」の会場です。
nitten.JPG
 

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2007年11月06日 13:09に投稿されたエントリーのページです。

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