このあいだの日曜日に放映されたTBSテレビの「情熱大陸」は環境運動家の辻信一さんでした。この人は、明治学院大学教授で文化人類学者である。「100万人のキャンドルナイト」を仕掛けたり、非常に活動的なひとで、その様子が放映された。
ぼくは、どちらかというと環境運動を熱心にやっている人とはちょいと距離を置きたいと考えている。だからと言って環境を破壊してもいいなんて言っているわけではなく、もう少し身近なところで淡々とやればいいのじゃないかと思っているだけだ。
環境問題にはいろいろな要素があって、ごみから温暖化、緑地など多くの問題がある。だから、何でもかんでも「環境にやさしく」だとか、「エコ生活しましょう」だとか、「リサイクルしましょう」とかいうのは、ちょっと待ってくれとなる。それだと、大政翼賛会になってしまう。現にそういう雰囲気はところによってはあるような気がする。
そんな中では、辻教授が主張する、生態系保全、環境共生型ライフスタイルへの転換、「環境や 社会にいいことをするスロー・ビジネス」の創造というコンセプトには賛同できる。何よりも環境運動は楽しくやろうというのがいい。だから、くれぐれも人に強制することや非難することはやらないでほしい。
環境問題というのは、ライフスタイルの問題だから、一部の人たちにあるヒステリックな言動はやめてほしいし、科学的な裏づけがないのに気分で、あるいは政治的に決め付けることはどうかと思う。
この何となく違和感を抱いている環境問題について、誤解していたことや自分に降りかかっていることなども含めて少し考えていこうと思う。