« 「教養」の現れ方 | メイン | SaaSあるいはASPそしてSOA - 企業情報システムのかたち(17) »

コンポーネント部会再スタート - 親子丼的ビジネス奮闘記(12)

昨日から、日本BPM協会の「コンポーネント部会」が今までのやり方から変えて再スタートとなった。要するに、全体をなめることから、テーマを絞ってやろうということです。そこで、どういうテーマにするかについて、ぼくから提案を行なった。

提案したテーマは、「ビジネスコンポーネントベースのBPM開発に合った業務プロセス設計ガイドラインの作成」ということ。いわゆる上流の部分の設計をどうやっていくかを検討しましょうということで、これだとBPMSがなんであろうと適用できるので共通テーマとしてはいいのじゃないかと思う。

この上流設計については、オブジェクト指向やDOAあるいは要求工学、要求開発など多くの方法論がある。また、業務のモデリングというアプローチもある。しかしながら、上流から下流の開発、実装までをスムーズに流れるものは少ないように思える。

オブジェクト指向にしても業務設計のところは弱いといわれているし、DOAは逆にプロセスの開発・実装には向いていない。また、トップダウン的なモデリングのアプローチだと、詳細なアクティビティレベルまで落とし込むのが大変だ。

そこで、実際の開発技法を意識して、そこにうまく落としこめるプロセス設計法をみんなで議論しましょうということをお話した。そのためには、コンポーネントベースの開発についての理解が前提となるわけで、昨日はそこの議論が活発に行なわれた。これまで、意外とこのあたりの議論ってなされてない面があって、いろんな意見が出て面白かった。

キーとなる部分は、コンポーネントを何とするかということで、ぼくの進めている「ビジネスコンポーネント指向開発」では、「書類のライフ」という定義をして、そこは不定形、不安定な業務処理を情報共有型のCMSで表現しようとするものである。ここの部分が、皆さんが腑に落ちるかどうかが重要であり、この入り口部分の議論をさらに深めていったほうがいいような気がした。

というわけで、BPM協会で設計ガイドラインの作成を始めていきます。

この会合の前に、B社の取締役のMさんと打ち合わせ。ぼくの方法論を使った事例構築のお願いをする。Mさんはユーザ会社出身なので、業務コンサルで、多くのプロジェクトを手がけたプロです。興味を持っていただいたようで一度社長(この人も有名な技術者)に会ってくれということになり、来月初めに来訪することになった。

また、別の会社、CMSを自分のところで開発した会社で、ここにもアプローチしていて
フロントのCMSの開発部分がやれる可能性がある。

まあ、そんなこんなで、ここにきて徐々にネットワークができつつあるので、早く組織化して進めていきたいと思っている。
 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kamawada.com/~masanori/blog/mt/mt-tb.cgi/364

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年10月25日 12:58に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「「教養」の現れ方」です。

次の投稿は「SaaSあるいはASPそしてSOA - 企業情報システムのかたち(17)」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type