前のエントリーで映画で見たブダペストの街が印象的であったと書いているとき、そうだ映画のシーンで忘れられない場所があるよなあと思い出してみた。まだ、行ったことはないが憧れの場所である。
ぼくにとってのベストスリーは以下の三ヶ所である。
1.ポタラ宮 ― 「セブン・イヤーズ・イン・チベット」
ポタラ宮はチベットのラサにある宮殿でダライラマが住んでいたところです。この壮大な景観は圧倒される。
映画は、広大な土地チベットを舞台に、登山家ハインリヒ・ハラーと若き日のダライ・ラマとの心の交流を、実話をもとに描いたブラッド・ピット主演の人間ドラマ。
なんとこの映画の大半はアルゼンチンのロケだそうです。まあ、反中国共産党の内容だからこんな映画作れるわけがない。ラサの街並みやポタラ宮もセットで再現されているそうだが、実物の写真と見比べないと偽物とは思えないできばえで感心させられる。
実は、ポタラ宮への憧れはこの映画を観たからではなく、ずっと前からで、30年前に中国に行ったとき、承徳というところの近くで紅衛兵にさんざん荒らされてしまったポタラ宮を模した宮殿があった。それを見たとき、ぼろぼろになっても荘厳さを残した建物に感動して、本物のポタラ宮を見てみたいと深く思ったのである。

2.ボワイヤー砦 - 「冒険者たち」
ボワイヤー砦というのは、フランスのシャラント地方、La Rochelleという港町の沖合にある要塞島です。
映画はアラン・ドロン、リノ・バンチェラ、ジョアンナ・シムカスの「冒険者たち」です。この映画のラストシーンでアラン・ドロンが銃撃戦の撃たれてしまって、リノ・バンチェラが抱きながら言う台詞は最高ですね。
その場所がこの島ごと要塞になっているボワイヤー砦なのです。もちろん、今でもあるのですが、ホテルになると言われてもいますがそのままのようです。今も日本からのファンも訪れているとのこと。
3.シワタネホの海 - 「ショーシャンクの空に」
シワタネホの青い海はメキシコの太平洋側にある海岸である。突き抜けるようなブルーが目に焼きつく爽快なところです。
映画「ショーシャンクの空に」のラストで刑務所から抜け出たティム・ロビンスとモーガン・フリーマンがそこで再会する。そのときの海と空の青さがなんとも印象的であった。
この映画は、封切り当初は観客動員も少なかったのが、ビデオで火がついて不朽の名作になった珍しい例です。原作が、スティーブン・キングだから、「スタンド・バイ・ミー」や「グリーン・マイル」と並ぶ感動ドラマだ。
ところが、この映画実はというのが二つあって、ひとつはこのラストのシワタネホの海岸で二人が会うのは原作にはないのと、もうひとつは実際の撮影はシワタネホではなくカリブ海の島で行なわれたらしい。
なんかだまされたみたいだけど、それでもいいんですね。いずれにしろ、映画は虚構の世界なわけだから、観るひとの心に残ればそれは実在するのと同じであるような気がする。
