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BPライフサイクル(5)

プロセスの改善

さていよいよ最後のプロセスの改善徒言うことになる。これは、昔BPR(Business Process Reengineering)というやつに近い。当時のBPRはいきなり業務改善のような話だったり、会社全体の大きなプロセスを対象にしたりしていて、何となくついていけなくて消えていった。今またBPMという形でつながってきている。BPMの場合は、プロセスのモデル化をして、そこからかいぜんというアプローチだから以前に比べると地に足がついたことができるような気がする。

ビジネスプロセスは、環境の変化や新しい技術の出現、経営からの要求度など、経営も変化していくのに合わせて、プロセスも進化していかなくてはいけない。そのために重要なことは、現状をよく監視し分析することである。今何が起きていて、どういう問題があるのか、そういったプロセス全体の状況をよくモニタリングすることから始めていく。それを可能にしてくれる機能がBAM(Business Activity Monitoring)である。

また、広くBI(Business Intelligence)もBAMの一種と考えてもいいような気がする。ただ、両者の違いは、リアルタイム的か定期的かということと、対象が事象なのかデータなのかの違いがあるが、そう大きな差はない。両方とも必要なソリューションである。だから、BAMでどこかのプロセスに停滞はないのか、納期に遅れないか、このままだと問題が起きそうだとか、そういった現時点での対処につながる監視を行なうのである。

これは制御に似かよった話である。在庫が切れそうだからアラートを出すなんていうのは制御のレベルである。BAMはもう少し改善につながるための監視であると考える。ただし、どんなプロセスでもBAMの効果が出るとは限らない。そんなにリアルタイムにプロセスを監視していて、瞬時に対応するなんてことをやる業種ってなんなのだろうか。ジャストインタイムのようなことをしているところなのか、よくわからない。

一方、プロセスから生み出されて様々なアクションの結果がデータとなって蓄積されるので、それをBIにより解析し、相関関係あるいは因果関係を探っていくことになる。BIについては、BPMというところからの入り方というより、どんな企業でも大なり小なり、データ解析は必要であり、そこから改善の芽が生まれてくる。だから、データ・情報活用という観点でみていけばいい。

このBAMというのはどうもある程度成熟した企業がやっと取り組めるようになるソリューションであると思う。最初にBPMに取り組んだ会社は、いきなりBAMまでいかずにせいぜい何とか自分たちのプロセスをコントロールすることが大切である。そこで系を安定させておいて、次に問題箇所を見つけ出し改善していくというステップだ。

いずれにしろ、こうした取り組みは不断の努力によって成しとげられるので、Continuous Process Improvement(CPI 継続的改善運動)として地道でいいから自然に続けられる仕掛けが大事になってくる。

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2007年08月01日 17:28に投稿されたエントリーのページです。

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