« 高所平気症 | メイン | 教訓が生かされているか »

よくやった!が

アジアカップの準々決勝であの因縁のオーストラリアをPK戦の上破った。個々の力では向こうの方が上であるが、戦術で勝っっていたようだ。ただ、割り引いて見なくてはいけないのがコンディションの差で、明らかにオーストラリアのコンディションは悪かったようだ。蒸し暑さへの慣れが日本と違っていた。まあ、それにしてもよくやった。

前回の準々決勝のヨルダン戦を思い出した。PK戦で俊輔とサントスが続けて外したとき、宮本エンドを変えるよう要求し、それがきっかけで逆転した、あの試合である。今回もあの試合と同様、川口の神がかり的なセーブで勝利。PK戦になったとき、オーストラリアのキーパーが194cmの長身で、あんなヤツがゴールに立ちはだかったら、入る気しないから負けちゃうのではないかと思ったが、よくみんな入れたよな。

試合の方は、早くて低いコーナーキックにまたしてもやられた。ベトナム戦の得点もオウンゴールだけど早くて低いボールの対処を誤った結果だ。むしろこうしたボールは日本がやるべきだと思うが、反対にやられてしまった。これからこの対策をしっかりやる必要があると思う。

すぐに、追いついたからいいようなもの、もしあのままずるずるいったら負けていた。高原様さまだ。その後、向こうが退場者を出して、ひとり減ったにもかかわらず攻め切れなかったのは、ちょっと反省する余地がある。しかも、コンディションが悪かったから、後半の後半や延長に入ってからの相手の運動量がめっきり落ち、足がつって動けない選手もいたのにである。

ぼくの見たところ、どうもずっと同じパターンの攻撃を続けていたことが問題ではないかと思う。すなわち、バックラインでボールをゆっくり回し、中盤でフリーになったらそこから前線にスルーパスを出して、ラストパスかシュートにもっていくというスタイルである。ところが、動けなくなった後半は、ゴール前に固まっているわけでこんなところに仕掛けても、空回りすることになる。

それよりも、もっと単純にクロスをどんどん上げてそのこぼれ玉をスピードのある選手が拾いまくるというほうが、相手もいやだったに違いない。ぼくの経験からも、疲れて、足がつりそうな時って、一回競り合うのはいいが、その後は動けないものだ。だから、波状的にゴール前にクロスを上げられるのはいやなのである。

だから、ここの臨機応変な対処があれば、90分で決着がついたのではないだろうか。自分たちのスタイルも大事だが、相手の状況で変えられる幅広い戦術理解度が大事だ。でもこれは欲かもしれない。こうした経験をつんでさらに強くなっていくのだろう。それを期待する。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kamawada.com/~masanori/blog/mt/mt-tb.cgi/264

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年07月22日 10:58に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「高所平気症」です。

次の投稿は「教訓が生かされているか」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type