皆さん、アルファギークって知っていますか。Tim O'Reillyの定義だと「産業を変化させる力を持つ新しい技術に早いうちに飛びつき、ああでもないこうでもないといじくっているうちに、技術が進むべき方向性を示し始める、先鋭的で飽きっぽいエンジニア」となる。
昨日そのアルファギークのひとりだと思われるS氏に会う。実際に会ったときに、あなたのようなアルファギークのひとと一緒になって仕事をしたいんだと言ったら苦笑いをしていました。いまぼくが進めている「ビジネスコンポーネント指向開発」でコンポーネントをオープンソースCMSであるPloneを使おうとしていて、そのPloneの使い手の第一人者です。彼の事務所のある桜新町のカフェで、こちらのプランを説明し、協力を要請しました。S氏の思いも聞いてみましたが、うまくコラボレーションできる感触を得たのですごく喜んでいます。
さて、アルファギークの定義で最後に「飽きっぽいエンジニア」といっていますが、S氏に限ってはそんなことはありません。PloneというのはZopeというフレームワークから成っていて、プログラム言語はPythonですが、S氏はそれらについて、ずいぶん前から日本での普及や実際の適用などを実践している、決して飽きっぽくはないアルファギークです。
彼の話のなかで面白かったのは、“Python Paradox””という話で、これを“Plone Paradox”と言ってもいいらしいのだが、JavaやPHPは技術者の数がすごく多いが、上から命令されたりして、受身でやらされている人が多いため、スキルレベルが低い。一方ploneの場合は、技術者人口は少ないが、自らその価値を認め、能動的にチャレンジしている人が多いためだれでも技術力があるといっていた。
企業はやはりこういう人たちの力をもっと引き出す努力をすべきだと実感したわけです。
打ち合わせの後、サザエさんに会いにサザエさん通りをぶらっとして、半蔵門線につながっているので、九段下の「一茶庵」をめざす。ところが着いてみると“本日6時から満席です”という張り紙。まいったということでさて次は、どうせ最後は銀座の「M」だから、銀座まで出ることにする。
半蔵門線を三越前で乗り換えて銀座線で行こうとしたら、何をぼけーっとしていたのか清澄白河まで行ってしまい、引き換えして三越前でおりたら、しまった乗り換えにいっぱい歩かなくてはいけなかったのだ。ひどい話で桜新町から2時間かかって銀座に到着。それでもそばにはこだわって、五丁目の「田中屋」に向かうが、ひとりで入ると席は空いているのにしばらくお待ちくださいと軽くあしらわれる。しかたなしに(というと怒られるかもしれないが)「泰明庵」に行く。
ここは相席でもあいていれば入れてくれるので奥の席に相席で座る。前の席にはぼくと同じくらいの年配のひとが本読みながら呑んでいる。とそのひとの呑んでいるものが気になった。栄養ドリンクのビンに入った液体をそば湯で割っているのだ。ついすいませんそれなんですかと聞いてみた。単に焼酎だったのだ。それから一気に会話が始まり、そばの話、ラーメンの話から白髪や教育の話やらで大いに盛り上がる。そうしたら、「M」のマスターがひょっこり現れる。軽く目で挨拶を交わし、相変わらずそのおじさんとしゃべり続けることに。
適当なところで退散して「M」に入る。マスターが“え、ひとりなの”と聞くからひとりですよと答えたが、どうも「泰明庵」で話をしていたのが連れだったと思っていたらしくびっくりしていた。「M」には久しぶりのIさんと会う。ぼくが昨年住んでいた白山のマンションのあとをねらっていたらしく、なぜ出るとき教えてくれなかったのかと言われ、もう一度空いてるか確認しておきますといって許してももらった。その後、もうひとりのIさんが登場して、ブログの話で盛り上がり、これまたせっかくコメント書いたのに返事がないと怒られた。てなことでこの日は結構濃い一日であった。
あ、サザエさんがいた!
コメント (1)
はじめまして。
私も「泰明庵」が好きで、ブログにアップしています。
とても雰囲気のあるお店ですよね。
あの焼酎ボトルは魅惑的です。
■「泰明庵」
銀座の老舗隠れ家。気軽に蕎麦とつまみで一杯やるならここ!
http://www.samsul.com/2007/08/20/taimeian.php
もしよろしければ、ご笑覧いただければ幸いです。
投稿者: サムスル渡邉裕晃 | 2007年08月21日 06:45
日時: 2007年08月21日 06:45