昨日、サッカーのU-21の日韓親善試合があって、第一戦に続いて1-1の引き分けに終わったが、試合そのものは水野の活躍もあって、日本代表チームとしてもこれから先成長していけそうな予感がした試合であった。平山も予想していたよりよくやっていたと思うし、もう少しからだがきれてきたらよくなるんじゃないのかなあ。ただ、これはオシムも言っているように走れていないので、どうしてもフォワードとバックの間が間延びしてコンパクトなサッカーができていない。そのうちできることを期待しましょう。
ところでこの試合を中継したのは、テレビ朝日だったんだけど、この実況放送ひどいよねえ。角澤アナウンサーと解説が松木安太郎のおなじみコンビだが、もうどうしようもない、角ちゃんはやたら興奮してただどなっているだけで、松木さんもただ「ボールに行かなくちゃ」「気持ちで行かなくちゃ」・・・・、これじゃあ解説にも何にもなっていない。後半カレンが入ってきて、「この選手は追い掛け回すのでいいですね」とそればっかり言うもんだから、角ちゃんも一緒になって、「見違えるように日本の動きがよくなりました」、それちょっと見方が甘いんじゃないの。けっこういい戦いかたをしていたときにも、「完全に主導権を握られています」なんて平気で言うんで、よく見ていろよとつい叫んでしまう。
そこで、各局のアナウンサーと解説者を眺めてみた。NHKはあの有名な山本浩アナウンサーや、そのほかにも栗田晴行もいていいんだけど、解説の加茂さんがひどい。NHKの場合は解説者いらないんじゃないかな。海外の録画なんか山本さんなんて一人でやってしまうものね。日テレとTBSはまあまだけど、ぼくの好きなのは何といってもフジテレビの青島アナと風間八宏さんのコンビだね。フジには長坂哲夫アナもいて好きだけど、青島・風間コンビは落ち着いたところと興奮するところとうまくミックスしながら、風間さんの味のあるコメントもあり一番ですね。
ところが、今はそうだけど昔のことも入れて評価すると”伝説のコンビ”がありましたね。若い人は知らないかもしれないが、1968年から20年間テレビ東京で放送していた「三菱ダイヤモンドサッカー」の金子勝彦アナウンサーと解説者の岡野俊一郎というコンビです。いまの50~60才くらいの元サッカー少年は必ずこれをみていたはずです。「サッカーを愛する皆さん、ごきげんいかがでしょうか?」という金子さん独特の語り口から始まる番組を興奮しながら見ていた記憶があります。
スポーツ中継がアイドルコンサートと化し、テレビ局お抱え選手をこれでもかと露出させ、プロでもアマでも共通にもつスポーツイズムみたいなものが失われてきている昨今、そういう堕落から免れているのがサッカーだと思うので(あまりにも巨大化したからだ)、競技あるいは試合そのものの生の姿を的確に分かりやすく伝え、視聴者と波長を合わせて一緒に一喜一憂する放送にしてほしいものだ。